CG / VFXスクール 費用ガイド
本科・専科・CGGYMの料金差、給付金、分割払い、解約条件まで、申し込み前に確認しておきたい費用まわりの情報を整理しました。
デジタルハリウッドのCG/VFX系講座を検討していると、最初に気になるのが受講料の金額だと思います。本科CG/VFX専攻は税込1,273,000円から1,460,000円、専科3DCGデザイナー専攻は税込1,045,000円と、決して手が届きやすい金額ではありません。CGGYMのように単体講座から選べるコースもありますが、こちらも113,300円からとまとまった費用がかかります。
この金額感が現実的だと感じられるのは、未経験からCG・VFX業界への転職や就職を本気で目指していて、1年間ほどまとまった学習時間を確保できる人です。反対に、独学の延長で軽く試したいだけの場合は、費用に見合う実感を得づらいかもしれません。料金だけを見て高い・安いと判断するのは早計でもあります。給付金や補助制度の対象になれば、実質的な負担額が変わる可能性があるためです。
この記事で確認できること
- 本科・専科・CGGYMそれぞれの費用と内訳
- 給付金・補助制度を使える可能性があるかどうか
- 分割払いや解約・返金に関する公式情報の範囲
- 競合スクールとの費用感の違い
- 申し込み前に確認しておきたいポイント
ここまでで公式情報から確認できること・できないこと
確認できること:本科・専科・CGGYMの受講料、給付金制度の存在、分割払いの利用可否そのもの。
確認できないこと:自分が給付金の対象になるかどうか、分割回数や手数料の詳細。ここは個別の説明会・資料請求での確認が必要です。
費用に見合うと感じやすいのはどんな人か
料金だけを見て判断するのは早計ですが、金額感が現実的に感じられるかどうかは、目的や生活スタイルによって変わります。
検討しやすい人
- 未経験からCG・VFX業界への転職や就職を本気で目指している
- 1年間ほどまとまった学習時間を確保できる
- 体系的にスキルを積み上げたい(本科・専科向き)
- 特定の技術だけ短期間で身につけたい(CGGYM向き)
無理が出やすい人
- まとまった費用を用意することが難しい
- 学習時間をどうしても確保できない
- 独学の延長で軽く試したいだけ
この記事の調べ方について
今回は「費用」を調べているキーワードのため、料金・プラン・給付金・解約条件を中心に公式ページを確認しています。口コミ・評判の網羅調査は今回の対象外としており、評判については別記事で扱うほうが、実際に検討している内容と合った情報にたどり着きやすいと考えています。
講座の種類と内容の基本情報
デジタルハリウッドのCG/VFX系講座は、未経験からCG・映像・VFX業界を目指す人向けに設けられたコース群です。中心となるのは、1年間かけてじっくり学ぶ本科CG/VFX専攻と専科3DCGデザイナー専攻で、学び方は複数用意されています。
本科CG/VFX専攻
学び方Aと学び方Bの2種類が用意されており、1年間かけて体系的に学ぶコースです。2026年4月開講クラスからはCG×AIを扱う授業も導入される予定です。
専科3DCGデザイナー専攻
週1日・1年間のペースで、Mayaを中心に映像・ゲーム・VFX分野向けの3DCGスキルを学ぶコースです。
CGGYM
マスターパック、3DCGベーシック、モデリングパック、エフェクトパック、単体講座など、目的に応じて組み合わせられる短期特化型のコースです。契約期間はコースによって4〜6か月、単体講座なら1〜2か月とさまざまです。
申し込みまでの流れとしては、まず無料の説明会や資料請求で希望するコースの内容と料金を確認し、そのうえで願書を提出する形が案内されています。願書の提出には期限が設けられている時期もあるため、興味のあるコースが決まったら早めに日程を確認しておくと安心です。なお、卒業後の年収や転職成功率といった具体的な実数までは、公式情報の範囲では確認できていません。
料金・給付金・分割払いの条件
料金については、コースごとに幅があります。まずは公式情報で確認できている金額を整理します。
料金表
| コース | 税込費用 | 期間 |
|---|---|---|
| 本科CG/VFX専攻(学び方A) | 1,273,000円 | 1年間 |
| 本科CG/VFX専攻(学び方B) | 1,460,000円 | 1年間 |
| 専科3DCGデザイナー専攻 | 1,045,000円 | 1年間・週1日 |
| CGGYM(単体講座) | 113,300円〜 | 1〜2か月 |
| CGGYM(パック系) | 310,200円〜605,000円前後 | 4〜6か月 |
受講料の内訳は、入学金・授業料・設備教材費・校友会費で構成されています。CGGYMで受講期間を延長する場合は、月64,900円が加算される仕組みです。PCやソフトウェアなど、環境面で追加費用が発生する可能性もありますが、その総額までは公式情報の範囲で明確にされていません。
給付金・分割払いについて確認できていること
- 複数の講座で受講料の最大80%補助を利用できる制度があると公式に案内されている
- 「必ず80%安くなる」わけではなく、対象講座・条件を満たした場合に限られる
- クレジット利用時はクレジット会社所定の手続きが必要と案内されている
- 月々の支払い回数や手数料の詳細は、この記事の情報だけでは確認しきれていない
解約・返金条件(一例)
校舎ごとに規定が設けられており、一例として、入金前の解約は費用がかからず、入金後・学習開始前の解約は事務手数料16,500円を差し引いたうえで返金、学習開始後は入学金が返金されず未受講期間分を算出して返還するという内容が確認できています。振込手数料は申込者負担です。ただし、この内容は校舎や講座によって異なる可能性があるため、自分が申し込む予定の校舎で最新条件を確認しておくと安心です。
受講料そのものだけでなく、通学にかかる交通費や、学習期間中の生活費への影響も含めて考えておくと、より現実的な計画を立てやすくなります。1年間という期間は短くないため、費用面の負担がどのタイミングで発生するのか、分割払いを利用した場合の月々の負担がどの程度になるのかを、事前にシミュレーションしておくと安心です。(料金は変更される可能性があるため、最新情報は公式側でご確認ください)
料金面から見たメリット
① コースの選択肢が複数ある
1年間じっくり学ぶ本科・専科タイプと、短期間で特定技術に絞れるCGGYMタイプがあり、目的や生活スタイルに合わせて費用の規模を調整しやすくなっています。転職を前提にじっくり学びたい人は本科や専科を、特定のソフトの操作だけを固めたい人はCGGYMの単体講座を選ぶといった使い分けが可能です。
② 給付金・補助制度がある
対象講座であれば最大80%の補助を受けられる可能性があり、条件を満たせば実質的な負担を抑えられる場合があります。特に社会人が受講を検討するケースでは、この制度の有無が決め手になることも少なくありません。在職中に使える制度と離職後に使える制度が異なることもあるため、自分の就業状況を踏まえて確認しておくと安心です。
③ 料金内訳がある程度明確
入学金・授業料・設備教材費・校友会費という構成が示されているため、総額だけでなく何にいくらかかっているのかを把握したうえで検討できます。CGGYMの延長費用など、追加費用が発生しやすいポイントも公式情報として案内されており、想定外の出費を減らす材料になります。
申し込み前に確認しておきたい注意点
こうした注意点があるからといって、検討自体を諦める必要はありません。事前に整理しておけば、説明会で確認すべきことが明確になります。
確認しておきたいチェックリスト
- コースによって費用の幅が大きい(本科だけでも約19万円の差がある)
- PC・ソフトなど受講料以外の費用が発生する可能性がある
- 給付金の申請手続きには一定の時間と書類準備が必要になる場合がある
- 解約・返金のルールは校舎ごとに差がある可能性がある
- 分割払いの回数・手数料の詳細は公式情報だけでは確認しきれない
どのコースが自分に合うのかを決めないまま検討を進めると、想定より高い金額を提示されて驚くことにもなりかねません。事前に自分の目的とコース内容を照らし合わせ、複数コースの料金を比較しておくことが大切です。給付金の利用を検討している場合は、対象条件の確認だけでなく、申請にかかる期間も含めて早めに動き出すと、余裕を持って準備できます。
口コミ・評判について
今回の記事での口コミの扱い
費用系のキーワードで調べている読者向けに、口コミ・評判を網羅的に集める調査は今回はあえて対象外にしています。評判や口コミは、料金とは別の記事でまとめて扱うほうが、実際に検討している内容と合った情報にたどり着きやすいと考えているためです。
そのため、この記事では実在する口コミの紹介は最小限にとどめ、料金・給付金・支払い条件という判断材料に絞って整理しています。口コミの多さだけで安心材料を探すよりも、料金体系や給付金の対象条件、解約・返金のルールといった公表されている情報を丁寧に確認するほうが、費用面での納得感にはつながりやすいと考えられます。
料金・評判以外に確認しておきたいこと
料金や評判以外にも、確認しておきたい判断材料はいくつかあります。ひとつは対象者の条件です。未経験からでも検討できる設計にはなっていますが、ポートフォリオ制作や自主学習の時間は必要になるため、自分がどれだけの時間を確保できるかを事前に見積もっておく必要があります。もうひとつはサポート内容です。就職・転職支援がどの範囲まで含まれているかは、コースや校舎によって差がある可能性があるため、料金と合わせて確認しておくと安心です。
申し込み前に確認しておきたい4点
- 自分が対象となる給付金の有無
- 支払い方法の選択肢
- 追加費用の見込み
- 就職・転職支援の範囲
自分に合うコースかどうか、給付金の対象になるかどうかは、公式情報だけでは判断しきれない部分も多いため、この段階で一度、無料の説明会や資料請求で具体的な条件を確認しておくと、その後の比較検討がしやすくなります。
料金表だけでは判断しきれない部分
自分が給付金の対象か、分割払いの詳細、追加費用、就職・転職支援の範囲は、いずれも個別確認が必要な項目です。無料の説明会・資料請求で、自分のケースに当てはめた条件を確認しておくと、後から想定外の負担に驚くことを避けやすくなります。
他のCG/VFX系スクールとの費用比較
社会人や学生がCG/VFX系のスクールを比較する際によく挙がるのが、ヒューマンアカデミーのCGデザイナー専攻、バンタンゲームアカデミーの3DCGクリエイター専攻、東京デザイナー・アカデミーの映像デザイン学科です。
比較基準
総額の費用感、学習期間、対象とする業界の範囲、社会人が通いやすいかどうかを中心に比較しています。
比較表
| スクール・コース | 期間 | 費用目安 |
|---|---|---|
| デジタルハリウッド 本科CG/VFX専攻 | 1年間 | 1,273,000円〜1,460,000円 |
| デジタルハリウッド 専科3DCGデザイナー専攻 | 1年間・週1日 | 1,045,000円 |
| バンタンゲームアカデミー 3DCGクリエイター専攻(東京校) | 2年間 | 年間147万円+入学金15万円 |
| 東京デザイナー・アカデミー 映像デザイン学科 | 2年間 | 1年次1,382,000円/2年次1,394,000円 |
| ヒューマンアカデミー CGデザイナー専攻 | 1年目〜 | 初年度合計1,510,500円+教材費目安380,000円 |
これらと比べると、デジタルハリウッドの本科CG/VFX専攻や専科3DCGデザイナー専攻は1年間という比較的短い期間で組まれており、2年制の専門学校と総額で比較した場合、通いやすさや費用の規模感が異なって見える可能性があります。CGGYMのように短期・特定技術特化型のコースを選べる点も、他の専門学校型のスクールにはあまり見られない特徴です。
一方で、専門学校は学校教育としての位置づけが明確で、長期間じっくりと基礎から積み上げたい人には向いている場合があります。どちらが自分に合うかは、目指す業界、確保できる期間、費用感を総合して判断する必要があります。
検討しやすい人・慎重になったほうがいい人
検討しやすい人
- 未経験からCG・VFX業界を目指したいと考えている
- 1年間という期間で集中的にスキルを身につけたい
- 給付金や就職・転職支援を確認しながら判断したい
- 複数コースの中から自分に合った規模の学習を選びたい
- 独学である程度技術があり、特定の弱点だけを補いたい(CGGYM向き)
慎重になったほうがいい人
- 費用の確認をせず勢いで申し込みたい
- まとまった学習時間をどうしても確保できない
- 短期間で確実に就職できると期待している
こうした場合は、説明会で学習量の目安や就職支援の範囲を具体的に確認したうえで、無理のない計画を立ててから検討するのが安全です。
よくある質問
デジハリCG/VFXの受講料はいくらですか。
本科CG/VFX専攻は税込1,273,000円から1,460,000円、専科3DCGデザイナー専攻は税込1,045,000円です。CGGYMは単体講座が113,300円から、パック系が310,200円から605,000円前後と、コースによって幅があります。
給付金は誰でも使えますか。
対象講座や条件を満たした場合に、最大80%の補助を受けられる可能性があります。ただし全員が対象になるわけではないため、自分のケースで対象になるかどうかを個別に確認する必要があります。
分割払いはできますか。
クレジット利用時はクレジット会社所定の手続きが必要になると案内されていますが、具体的な回数や手数料までは公式情報の範囲で確認しきれていません。支払い方法の詳細は説明会や資料請求で確認するのが確実です。
途中で解約した場合、返金はありますか。
校舎によって規定が定められています。一例として、入金前の解約は費用がかからず、学習開始前は事務手数料を差し引いたうえで返金、学習開始後は未受講期間分を算出して返還するという内容が確認できています。校舎ごとに最新条件を確認することをおすすめします。
受講料以外に必要な費用はありますか。
PCやソフトウェアなど、環境面で追加費用が発生する可能性がありますが、公式情報の範囲では総額まで明確にされていません。説明会で具体的に確認しておくと、入学後の想定外の出費を防ぎやすくなります。
本科と専科、どちらを選べばいいですか。
学習期間や費用感が異なるため、目指す業界や確保できる時間によって選び方が変わります。じっくり幅広く学びたい場合は本科、Mayaを中心に3DCGスキルを効率よく身につけたい場合は専科が候補になりやすく、詳しい違いは説明会で相談するのが確実です。
CGGYMだけで就職を目指すことはできますか。
CGGYMは特定の技術に絞って短期間で学ぶ形式のため、就職・転職を前提に幅広いスキルを身につけたい場合は、本科や専科と組み合わせて検討する人もいます。目的に応じて、どこまでの範囲を学ぶ必要があるか説明会で確認することをおすすめします。
料金を踏まえて判断するために
デジハリのCG/VFX講座は、コースによって費用の規模が大きく異なり、給付金や支払い方法の条件も個人差があるため、料金表を見るだけで判断しきれない部分が多いといえます。給付金の対象になるかどうか、分割払いが選べるかどうか、解約・返金のルールがどうなっているかは、いずれも個別に確認して初めてはっきりする部分です。
最後に整理しておきたい判断ポイント
- 本科・専科・CGGYMのどれが自分の目的に合うか
- 給付金の対象になりそうか、条件を確認したか
- 分割払いや解約条件について、まだ確認できていない点はないか
- 就職・転職支援の範囲を自分の目的と照らし合わせたか
料金の安さだけで選ぶのではなく、自分が目指す業界・確保できる学習時間・総額の負担感を照らし合わせたうえで、無理のない選択をすることが大切です。気になる点が整理できたら、無料の説明会や資料請求を通じて、自分のケースに当てはめた料金・給付金・支払い方法を確認してみてください。
